こんにちは、さむケンです。
突然ですが、皆さんの会社やチームにはこんな人がいませんか。
・怒ったとこを見たことがない
・周りからよく相談されているのを見かける
・感情の起伏が少ないがたまにボケてくる
・他の人が持っていない天才的なスキルが1つある
僕は前職を含め、今まで色んなチームで働いてきましたが、大体どこの部署にもこの「仏の◯◯さん」がいらっしゃいました。
そして、弊社にもまた、「仏の小波石さん」と呼ばれる人がいます。
今日はそんな仏様との対談形式でお届けしたいと思います。
「こんにちは、小波石さん」 |
「あ、どうも」 |
「まず、この小波石さん?聞き慣れない苗字ですよね。なんて読むか教えてください」 |
「こばいしです」 |
「こばやしさんじゃなくて、こばいしさんですね。電話で名前伝えたら絶対小林さんで認識されますよね。Google日本語入力の変換でも出てこないし面倒な苗字ですね」 |
「しょうなみいし、って打ったらでてくるよ」 |
「では早速なんですが、今日は仏の小波石さんの生態についてと言いますか、仏様のお気持ちについて深掘りしていけたらと思います」 |
「まあ、べつに仏っていうか、全然仏じゃないよ。極悪人よ」 |
「なぜ怒らないんですか?ちょっとイライラはしているんですか?」 |
「疲れるから怒らない。イライラもしない」 |
「怒ると疲れる・・・たしかに、ムカついた後ってそのことが頭から離れなくて、夜まで考え続けちゃうこともあります。これって無駄なエネルギーを使ってしまっているというわけですね」 |
「ということは怒って体が震えたりはしないんですか?」 |
「ない。眠くなる」 |
「怒ると、疲れて眠くなるから怒らない。フクロウのように見えてきました小波石さん」 |
「一番最近、これは怒ったなーっていう出来事は?」 |
「自転車の電灯がゆるゆるになって使い物にならなくなったことかな」 |
「こういうことね」 |
「もはや怒りを超越して【困った】というセグメントに来てしまっています。これが無の境地の手前なのでしょうか」 |
「ストレスを感じることはあるんですか?」 |
「普通にあるよ」 |
「どんなときに?」 |
「スリッパがつるつる滑る」 |
「はい?」 |
「このスリッパがつるつる滑って危ないんよね」 |
「」 |
「なんとなくわかってきました。仏の◯◯さんは【怒り】というものを自分の中から取り出して、そっと別のところに置いている。いわば怒るという状態と決別した状態なんじゃないかと思います」 |
「よくわからんけど、怒ってもいいことないけえね」 |
「そうなんですよね。でも上手くいかないことがあった時や、人間関係のギクシャクが原因でイライラしてしまうものです。小波石さんみたいに、怒りを自分から一度切り離してみるというのは、今一度自分自身と見つめ合うためにもいいことかもしれません」 |
「よし、僕調べてみます。怒らないようにするにはどうしたらいいのか。たぶんいろんな方法があるはずです。小波石さん本日はありがとうございました」 |
「え??もう終わりなの???もうちょっと酒の話とかさ(ry」 |
「怒るよ俺」 |
怒らない体質になるにはどうしたらいいのか
さて、それではここからは私が調べた中で、実践しやすくて、尚且つ効果がありそうな「怒らない人になるためのテクニック」をご紹介していきたいと思います。
①コーピングマントラ 呪文を唱える
いきなり出てきましたコーピングマントラ。なんだかカッコ良さそうですが、コーピングマントラとは呪文のことなんですね。つまり、怒りを感じた時に唱える魔法の呪文を事前に用意しておくということです。
例えば、
「きっと何か理由があるはず」
という呪文を身につけておけば、「この人何を馬鹿なこと言ってるんだろう?いや、きっと何か理由があるはず」というように、一呼吸の間を作ることができ、冷静な自分を取り戻すきっかけになります。こうすることで怒りをコントロールすることができます。
②怒らないと決める
いっそのこと、怒ることを止めると決めてしまいましょう。そうするだけでスッと気持ちが楽になります。「今日の午前中は怒ることを止める」でもOKです。怒りというのは突然何処からともなくやってくるものです。備えあれば憂いなし。準備しておきましょう。
③相手に多くを求めない
お願いしたことを思い通りにやってもらえなかったり、いつも出来てるのに今日だけ出来ないことがでてきたり、そういった時に人は怒りを感じやすいものです。しかし、そもそも相手は相手、自分は自分なのですから、そこに差が生じるのは当たり前のことですよね。自分よがりの考えは、結果的に自分を疲れさせてしまうだけです。もし怒りを感じているのであれば、それは多くを求めすぎているだけかもしれません。
④腹式呼吸をして1,2、3・・・と数える
それでも人間だれしも喜怒哀楽があるように、怒りがこみ上げてくることは当然あります。そんな時はお腹で呼吸をすることを意識して、さらに1、2、3と数を数えるようにしましょう。先ほどの呪文と同じように、怒りが来た時の対処法を自分で用意しておくということが大切です。
⑤どうしようもない時はその場を去る
最後の手段ですね。今日はもう駄目だと感じたら、いつもと違う道を通って帰ったり、ゲーセンでモグラたたきしてもいいじゃないですか。家族と喧嘩してイライラしたならば、車にでも乗って湾岸線を走りましょう。溜め込むことが一番やってはいけないことですもんね。
まとめ
今日は怒りにフォーカスを当ててお送りしてきました。結果、何事も自分次第ということですね。振り返りの時間を持つことは大切なことです。僕も今日から実践して怒らない技術を身につけていきたいと思います。