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こんにちは!
Yahoo!ショッピングのすごい年度末セール!!がスタートし、
楽天スーパーSALEを目前に控えた今、
あえてこのときだからこそ
今後10年、20年とインターネットショッピングがどうなっていくのか、
ぼんやりと考えてみました。
未来の前にまず過去の復習。
インターネットの主な出来事 1995-2015
非常に参考になったので是非ご一読を。
ざっくりECに関わることだけ抜粋させていただくと
1997年
・インターネットショッピングモール「楽天市場」サービス開始
・「Google」サービス開始
(時系列で見ていくと楽天市場の歴史を感じます)
1998年
・「Windows 98」発売
・松井証券が日本で初めて本格的なネット株取引サービスを開始
(初めてパソコンでインターネットしたのがこのころだったような記憶が)
1999年
・「Yahoo!オークション」サービス開始
・インターネットショッピングモール「Yahoo!ショッピング」サービス開始
(ヤフオクは昔から使ってましたがYahoo!ショッピングも同じ年に開始していたんですね・・・恥ずかしながら知りませんでした)
2000年
・ECサイト「Amazon.co.jp」サービス開始
//www.itmedia.co.jp/news/0011/01/amazon.html
(破竹の勢いのAmazonはこのころ日本上陸!)
2004年
・SNS「mixi」サービス開始
・SNS「Facebook」誕生
・「アメーバブログ」サービス開始
・「前略プロフィール」サービス開始
・ライブドア、楽天、ソフトバンクがプロ野球経営に名乗り出る
(今では当たり前のSNSはこのころから)
2005年
・「YouTube」サービス開始
2006年
・GoogleがYouTubeを買収
2008年
・「iPhone3G」がソフトバンクより発売(iPhone日本初登場)
・ブラウザ「Google Chrome」公開
(販売当時ってスマホって呼び方だったっけかな)
2009年
・「Twitter」が日本で大流行
2011年
・「LINE」サービス開始
2012年
・日本語の「Amazon Kindleストア」開設
・プラチナバンドの900MHz帯をソフトバンクが獲得
2014年
・時計やメガネなどのウェアラブルデバイスが話題に
2015年
・「Windows 95」発売から20年
すさまじい20年ですね。
日本のBtoC市場規模の推移をチェックしてみましょう。
電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました~国内BtoC-EC 市場規模は12.8 兆円に成長~(METI/経済産業省)
着実に伸びています!
これでもまだまだ世界的には低いほうのようです。
日本より面積がはるかに大きい中国やアメリカのほうが
EC化率が高いのは何でだろうという話もありますが、
「ECの浸透率」と「買ってる方の合計購入額」
や「結局人がいるエリアの人がより利便性を求めるから面積は関係ない」など色々勝手に考えています。
日本の都道府県ごとのデータ見ると非常に興味深いですね。
データが出てるところで
楽天市場の推移
平成27年度 通期及び第4四半期決算短信
ネットショッピングだけの数字ではないので、
一概には言えませんが成長は鈍化してるものの伸びているという感じでしょうか。
で、気になる数字といえばスマホ比率(ガラケー・タブレット含む)ですが、
楽天市場の発表では54.2%の衝撃的な数字になっています。
必然的にアプリ経由での売り上げが上がっているということですね。
インターネットの通販がスタートしてから15年で早くも
主戦場がPCからスマホへの移り変わろうとしています。
それを象徴するようにこの数年さまざまなEC関連の人気アプリが出てますね!
・フリマアプリ「メルカリ」
・ソーシャルショッピングアプリ「Origami」
・ハンドメイド、手作り作品の通販「ミンネ」(PCでもできますが)
などなど
当然のように
Amazon・楽天市場・ヤフオク・Yahoo!ショッピングにもアプリがあります。
そしてタブレット対応も当然のごとくしています。
実際アプリがあるよく見るサイトに関しては
ほぼsafariとかで見なくなりました。
(暇つぶしにもなるし、画面上にロゴもでるし、ブランディングにもなりますね)
CtoCやアプリは本当に伸びてるなーという感じですね。
そんな感じのEC業界ですが、
今後どうなっていくのでしょうか?
10年後といえば幼少期からスマホに慣れ親しんでいる世代が
クレジットカード持ち、ネット通販をし始めるくらいかと思います。
重要なポイントとしては
「今、現在成長マーケットであるネット通販がどこまで伸びるのか」
それに対して今のEC運営者がどのように対応していくのか。
※楽天市場もYahoo!ショッピングもAmazonのマーケットプレイスも
場所を提供しているだけで、最終的には物を販売している出店者次第。
をそろそろ考え出さないといけないのかなと思ってます。
Amazonは10年後は今よりもっと桁違いに便利になってるかと思いますし、
商品比較にしてもメガネ型のウェアラブルの端末で
その商品をお店で見るだけで(もしくは誰かのものを見るだけで)
ボタン一つ押せば型番を調べるまでもなく最安値ででてきたりするかもしれませんし、
さらに進化すれば考えるだけで口に出さなくても、
その商品の一覧がずらっと出てきたりもするかもしれません。
技術はとんでもなく進化を続けていく中で、
その中で「モノを販売するということ」を改めて
考えないといけないなと思ってます。
お店に利便性を持たせていくのか、
ネットだからこそ究極の接客していくのか、
世の中にない商品だけを開発して生み出していくのか、
さらに激動の10年後を見据えて方向性さえ決まれば
やることは決まってくるかと思います。
10年後、20年後の未来にどういうネットショップを運営していたいのか、
これから選択肢ももっともっと増えてくる中で
目指すべき方向性だけ定まっていれば
ぶれずに地に足をつけてネットショップを運営していけるのだな。
と思ったことを書いてみました。