こんにちは!
森です。
主観・私見に基づいて色々ネット通販について
ブログを書いていきたいと思います。
2016年がスタートしてからまだ3ヶ月も経っていませんが
各ECモールが非常に大きな動きを見せてますね。
楽天市場のCPC広告の廃止と復活。
長年に渡り、定番の広告であったサーチワード広告の廃止。
そして納期表示のマスト化など
よりユーザーにとって安心・安全のモールを目指しているようです。
Yahoo!ショッピングでは
每日誰でも5倍が終了し、
4月からは店舗のポイント負担額が1%→2.5%に変更されます。
(1万円の商品購入で今までは100P→4月以降250P)
ユーザーにとっては単純にポイント付与額が増えるので
ありがたい話ですが店舗運営にとっては
これがスタートしてからどのような新しい動きがでるのか、というところです。
※ポンパレモールはデフォルトで3%
今までECモールに出店される方の流れとしては
①まず売上が取れる楽天市場に出店
②鈍化してきたのでamazon出店
③無料なのでYahooにも力を入れよう
④楽天市場で複数出店もしてみよう
⑤さらなる売り先を求めてポンパレモールに出店
大体この流れのお店が多いかと思います。
各モールの今の現状を考えると
今後このような多数モール展開のスピード感がもっと早くなっていくかと思います。
楽天市場が安心・安全のモールにいち早く切り替えたことによって、
・既に飽和状態の各ジャンルのマーケット内での争いがさらに激化すること
・ショップレビューが多い&評価が高いお店がより盤石になること(顧客がついているお店)
・Yahoo!ショッピングも近い将来同じような状況になること
が予想されます。
単純に出店していて売上が多少なりとも取れる。
という時代から完全に「生き残るお店だけ生き残る」
マーケットに変化しています。
(以前からもそうでしたが今後よりその流れになるかと思います。)
じゃあどうするんだ・・・・という話ですね。
これからの更に変化していくマーケットの中で
必ず行ったほうがよいことを記載していこうと思います!
●お店としてのあり方を明確にすること。
「最安値で売れます!」
「品質では絶対負けない」
「この地域への配送スピードならどこよりも早い」
「季節商品のスピードなら自信ある!」
「お客様満足度なら自信ある」等など
各お店には特徴が必ずあります。
楽天市場でもYahoo!ショッピングでも出店しているお店で同じ店はありません(複数出店は別ですが)
Amazonは商品ありきなので一旦除外して考えます。
どのような方向性で商品を販売していきたいのか。
ここの部分を必ず明確にする必要があると思います。
このスタンスがぶれてくると、迷走してしまいがちです・・・
もちろん最終的に売上を上げて、
利益を出すことが目的ではありますが、
その方法ややり方は千差万別です。
お店としてのスタンスだけは必ず明確にしていきましょう。
例)
写真の撮り方にこだわって他のお店と差別化する
とにかく最安値でジャンル1位目指します!
お客様に必ず10行以上の手書きの手紙を書く
値下げは絶対にしない
●上記を踏まえた上で毎月の売上目標を設定
ただがむしゃらに売上目標を追っていると
スタッフの方も疲弊してしまいがちです。
どのようなスタンスで行くかを明確にした上で
毎月の売上目標を設定していきましょう。
ECは忍耐が重要!と常々思っていますが、
常にスタンスを守りながらお客様の事を考えて運営していれば、
必ず反応があり、売上アップには繋がっていきます。
●最適なアクセス人数獲得方法を探しだす
お店の方向性と目標が決まったら、
あとはどのようにアクセス人数を確保していくかが重要です。
集客の軸はやはり検索が多いですが、
価格で勝負できないお店やニッチなお店は検索からのアクセスは
非常に取りにくいのが実情です。
その時の広告露出の方法として一番効率的なのは「CPC広告」になるかと思います。
その他アフィリエイトや外部広告やインスタグラムなど
一番お店の方向性にあったものを行いましょう。
タイプ別集客方法
・メジャーな商品である程度の価格が出せる
→検索での強みが大きいのでCPC広告と検索・ランキング経由からのアクセス確保が効率率的です。
→またニュース広告などで期間限定企画を行い、売上とランキング確保を同時に行うのもよい施策です。
・マイナーな商品である程度価格が出せる
→どんな商品にもニーズはあります。じっくりと検索結果から集客することと多少CPC広告を利用するのが良いかと思います。
・メジャーな商品で価格は変更しない(定価販売)
→検索結果を上げるためにレビューとアクセスを集める必要がありますので、CPC広告が有効です。
またページや写真のクオリティが非常に重要ですので、
時間を掛けてしっかりと説明や画像を増やし、安心感を出すことが重要です。
・マイナーな商品で価格は変更しない(定価販売)
検索の母数もかなり少ないことが予想されますので、
CPC広告を行ってもアクセスが確保できない可能性があります。
商品もお店もじっくりと時間を掛けて育てていく必要がありますので、
ページや写真には時間をかけてこだわりましょう。
またブログ・アフィリエイトやユーザーとの波長が非常に重要となるインスタグラムなどにも
時間を確保して対応していいきましょう。
●売上状況やアクセスなど定点で観測すること
お客様のニーズや検索ワードに関しては常に変化していきます。
それをしっかりと把握していくことがどのお店にとっても非常に重要です。
アクセスや売上個数に関しては曜日や楽天やYahooの全体の企画よっても大きく異なりますが
「検索ワード」「売れたものの個数」「検索順位」「ランキング順位」
に関しては現状を把握する上で非常に重要な要素です。
時間を決めてランキングや検索ワードのチェックを行うことで
より市場の動きに対して自社のお店が
どの立ち位置にいるのかが明確に見えてきます。
時間があるときに必ずチェックするようにしましょう。
今後新規出店の場合や出店済の方の売上アップに関して
・お店の方向性を明確にし、
・見合った売上目標を立てて、
・売上目標に行くためのアクセス方法(集客)を考案し
・その状況を定点で観測していく。
この流れが今後より重要になってきます。
是非今一度、
激動のECモール市場で生き残るために見直していきましょう!
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