こんにちは、さむケンです。
今日はハロウィンについて書かせていただきたい。
「ハロウィンでカオナシの衣装を着ていくのは絶対にやめたほうがいい」
日本でも一大イベントとなりつつあるハロウィン。
仮装なんかしたことないし、盛り上がり方もよく分からない僕は、仮装で楽しそうな人たちを尻目に毎年このイベントを敬遠していました。
しかし、今年は社長の一声により当社でもハロウィンパーティーを開催することになったのです。
「ハロウィンパーティーやるから準備よろしく。ガチのやつね」
「ハロウィン・・・」
そう言い渡された僕は戸惑いを隠し切れないまま
社内に告知をすることになりました。
今思えば、この中途半端な気持ちが事件の始まりだったように思います。
社内で告知をしてみる
「みなさん、ハロウィンの日は仮装をして出社しましょう!ガチのやつでお願いしますよ」
人を動かすというのはとても難しいもので、ビジネスマンの永遠のテーマでもあります。
自分の力不足を痛感しながらも、この人だけにはきちんと届いていたようです。
ハロウィンの衣装を探してみる
僕のハロウィン衣装のコンセプトは一貫して
「コスパの良さ」
これしかありません。
ここで言うコスパとは、いかに低予算で人々に大きな印象を残せるかということです。
時間がありません、早速Amazonで検索してみましょう。
「ハロウィン コスプレ」
大量に出てくるコスプレグッズ。さすがはAmazonの品揃えです。
一通り検討をした結果、最もコスパの良さそうなカオナシの衣装を購入することに。
レビュー点数の低さが気になりましたが、
お面で顔も隠れて、カオナシのシュールな表情は老若男女ウケるに違いない。
なんといっても知名度があるし、わかりやすい。
カオナシ衣装到着
さて、到着したカオナシの衣装
2,000円ちょっとでこの巨大な布と結構リアルなお面に手袋が付くのはお買得だと思いませんか?
この時点でハロウィン当日が待ち遠しくなります。
YouTubeでカオナシの動きと声も予習しておきます。抜かりありません。
あっ・・・
あっ・・・
ハロウィン当日、事件が起きた
そんなこんなでハロウィン当日、会社に一番乗りした僕は
みんなが到着するのを心待ちにしていました。
きっとカオナシの姿にみんな興奮し、爆笑の渦に包まれるはず。
今日一日は芸能人にでもなった気分になれそうだ、ハロウィンって楽しいかもしれない
そんな思いを巡らせている時に事件は起きました。
カオナシA「なんで?」
さむケン「・・・」
カオナシA「ハロウィン一番気合い入ってるって言ってたよね」
さむケン「もしかしてネットで買いましたか?」
カオナシA「Amazonでね」
弊社の社員数は10数名。
この少人数の中で全く同じコスプレをした人がいるという状況をなかなか素直に受けとめることができません。
ボーダー柄がたまたま被ったとか、
チノパンの色が被ったとか、それでもちょっと恥ずかしさを覚える僕が少し意気込んで選んだ衣装が、しかもカオナシというちょっと微妙なキャラが被っているという現実。
そして意外と創意工夫を見せる他の社員、
なぜか女子高生のコスプレをした社長や
15枚分の板チョコの芳醇な香りに包まれたサラリーマン風の男性、
いさぎよく100均で済ませた楽しげなデザイナーたちに
ちょっとお洒落に決めてきた夫婦など
ハロウィンパーティーという企画のリーダーを任せられた僕が
その中途半端な気持ちから一番フワっとカオナシにて着地してしまった気まずさ。
様々な感情が入り乱れる中、
「断る勇気」の必要性を再確認しながら、
仕事への取り組み方を今一度見直していきたいと考えさせられる良い機会になったのではないでしょうか2015年ハロウィン。
これを読んでくれているみなさんはハロウィン楽しめたのでしょうか。
言わずもがな、僕は決して楽しめたとは言えません。
同じような事故が今後起こることのないよう、僕はこのブログに綴っておきます。
「カオナシ、ダメ、ハロウィン」
まあ、せっかくなので最後に
2人仲睦まじいカオナシをお楽しみください
まとめ
ハロウィンで安易にカオナシのコスプレをするのは絶対にやめておいたほうがいいでしょう。
きっとカオナシが10人くらいいたら、それはまた違った芸術になるのでしょうが、
独断でのカオナシの衣装は絶対におすすめしません。
みなさんくれぐれもAmazon被りにはお気をつけて。
Trick or Treat