こんにちは!
ヒックことヤノッチです!!!
11月5日から始まったヤフーショッピング
「いい買い物の日(いい買物週間)」!
最終日を前に売れてますね!
5の付く日とかぶった初日が今のところ
※11/10現在
一番売れた印象ですが、
最終日かつ本番の11日が楽しみです。
今回のいい買い物の日の争点となるのが、
「Y!ショッピングが新規ユーザーを増やせたか!?」
につきるかなと思います。
既存だけでの流通なら、
今のポジションを覆すのはまだまだ時間がかかりそうです。
Y!ショッピングの強み
・タダ
・Tポイント溜まる
・ソフトバンクと連携
・Y!JAPANと連携
などなど強みを挙げればきりがないショッピングモール。
Y!ショッピング新規ユーザーについての結果を心待ちにしています。
あらためて日本のEC
すっぱいぐらい聞いた情報ですが、
今年5月の経済産業省の発表によると、
12 兆 7,970 億円
昨年対比+14.6%
12兆
12兆
12兆
よく聞きますが、大胆な内訳はこんな感じです!
※出展)経済産業省
「ネットでお買い物」の物販は、
7兆円弱、+13.5%の成長率です。
もっと分解してみましょう!!!
ECチャネルってどこがある?
まずは改めてネットショッピングモール一覧!
迷ってる方はコチラ必見!
ネット通販やりたいけど、どこに出店すればいいの?4つのモールを徹底比較part1
ネット通販やりたいけど、どこに出店すればいいの?4つのモールを徹底比較part2
はい、だだーっとイキマス!
■楽天市場
⇒国内最大モールですね!
■Amazon
⇒海外の怪物ですね!
■Yahoo!ショッピング
⇒出店料とかタダですね!現在革命中!
■DeNAショッピング
⇒スマホに強いと言われてますね!
■ポンパレモール
⇒あのリクルートが運営するモールですね!
■ヤマダモール
⇒あのヤマダ電機が運営するモールですね!
■Qoo10
⇒ebay(米国)とGmarket(韓国)のジョイントベンチャーですね!
■その他
ZOZOTOWN
ぐるなび食市場
などなど、一般開放ではないですが、
ジャンルに絞ったり、厳選してたりするモールも!
■自社ドメイン
あとはモールに属さずに販売!
詳しく分類するとややこしいのでこれぐらいに!!!
ショッピングモールの流通金額
では、どこがいくら売れてるでしょうランキング!!!
2014年です!
1位 楽天市場
2兆100億円(+13.7%)
2位? Amazon(非公開)
噂) モール式:約5,200億円?
噂)直販式:約7,800億円?
3位 Yahoo!ショッピング
3,727億円(+5.4%)
と3強が強いですね!!!
DeNAモールで642億円(+11%)といった感じです!
1位~3位で国内の約7兆円の半分を占めてしまいますね!!!
日本のEC課題1
日本のECは今後も順調に成長し、2018年には20兆円に到達すると予想されています!
が、実際に運営してる企業や日本にとってその年はどうなんでしょう?
前述でY!ショッピングがどれだけ新規ユーザーを獲得できたかが気になると言いました。
今後日本のECが伸びていくには、
1.ネットショッピングをする人が増える
2.同じ人がたくさんネットショッピングする
この2つしかありません。
2.の「同じ人が」というのは例えばネットモール間での競争や、もっと言うとショップ間の競争と、日本のEC市場が伸びる直接要因にはなりません。
※サービス競争によってECの魅力が上がれば新たにネットショッピングを始める人が増えるので重要なことですが!
ここで注目すべきデータがこちらです!!!
※出展)経済産業省
各分野ごとの流通金額や、伸び率、EC化率です!
例えばこれまで日本のECを牽引してきている楽天市場では、初期は家電等の型番商品の価格弾力性で新規購入者を獲得し、その後食品や衣料品の販売が成長しました。
現に②の家電系のEC化率はすでに約24%。③書籍等も約20%と高いEC化率です。
また、店舗で購入しても配送が必要となることが多い⑤家具等の分類もEC化率が高いですね。
こう見ると、「鮮度」という概念でスーパーで買うのが当たり前な食品が属する分類はEC化率が1.89%と、まだまだ非常に低いです。
ここの分類において、関連する企業がECに乗り出す方針や、中小企業が乗り出すための仕組みが課題です!
販売形態としては、
・ネットスーパー
・定期便
・一般的ネット販売
が主ですが、一般的ネット販売で苦戦しておるので、
・ネットスーパー
・定期便
が鍵かと思います。
定期便については実施企業も利用者も増えてきています。
ただし定期便による購入で家庭の食品をどれだけ購入するのか?
を考えると疑問が残ります。
やはり食品に関してはネットスーパー形態の販売がカギを握っているかと思います。
イオンをはじめ、店舗数のある大手スーパーでは取り組みがすでに盛んです!
どんどん強化して欲しいと切に願います。
しかし。。
EC全体がそうであるように、中小企業が取り組めなければ日本全体が変わることはありません。
大手スーパーしかできにくいネットスーパー。
例えば地方に根付いたスーパーが取り組める仕組み。
少しでも商圏が広がり、また商品によっては全国に販売できる。
この中小スーパーのネットスーパーを実現できるのはネットモールと物流企業、そしてもしかしたら農協等の組合、はたまた行政まで動かないとできないかもしれません。
中小スーパーの注文~配送を束ねてユーザーまで届ける仕組みができれば①分類のEC化率解決、はたまたネットショッピングの新規ユーザーが増えることでしょう!
日本のECの課題2
EC化率、ECが伸びて、既存の小売流通が少なくなり、合計が一緒だったら・・・?
ネットショッピングでは24時間、地方にいながら東京のものが買えたり、また逆もしかりでユーザーにとってはとても便利なものです!
ネットショッピングが楽しくなるように、各お店がサービスを向上していくことが非常に大事です!
ユーザーが必要だから買う
ではトータルが変わらず、
ユーザーが買いたくなって買う
こんな販売を目指さなければ、EC全体もそうですし、
競争の時代である今、勝ち残ることが難しくなってきます!
また、現実的に
※出展)経済産業省
景気は回復し、小売の流通額は多少上がっても、人口の問題等、
内需の縮小は考え易くても、拡大は考えにくいです。
そこで!!!!!
以前ご紹介した越境ECです!!!
以前のブログで、中国のECでの流通額が主要先進国の合計より大きくなるとご紹介しました。
では現在の越境ECの現状は???
※出展)経済産業省
この表は、日本がECにおいても輸出力があることを示しています!
対中国に対して、
越境EC額は
アメリカ:6,290億円
日本:6,064億円
と、若干ビハインドしてますが、
そもそもアメリカと日本のECの差は4倍以上あります。
また、アメリカは中国から購入するより日本から購入するほうが多いのです!
EC大国と比較しても、日本の商品や日本の企業が取り扱う製品は魅力的なものなのです!!!
対中国に対して、2014年に6,000億円以上の規模の越境EC市場が「すでに」あります。
伸び率は+55%!
まとめ
モールとともに中小企業中心に成長してきた日本のEC。
徐々に天井が見えてきた今、モールとともに既存ネットショッピングユーザーの取り合いが主になっています。
今後新規ネットショッピングユーザーが増えるには食品等の分野で販売者がEC参入しやすい仕組みが期待されるのはもちろんですが。
各企業が、
「ECサイトの競合に対してどう優れるか?」
という視点ではなく、
「生活しててユーザーがもっと便利にならないか?」
かつ
「ECサイトの競合に対してどう優れるか?」
をサービス競争として取り入れることがネットショップユーザーを増やし同時にお店の販売力もつけることができます!
また、いずれは海外進出。
と考えていてはダメです!
すでに大量の注文が各国から入っています。
お客様に、何をいくらで販売し、どうやってお届けするか。
お客様フォロー、どう満足してしていただくか?
国境が変わるだけです!
すでにあなたのサイトを見ている海外ユーザーは多数いるでしょう!
最初は想定からですが、徐々に経験を元に基盤を作り、
越境ECを取り組みましょう!
これも、今すぐ、取り組むことが出来ます!
本日は以上です!!!
また次回もお楽しみに♪