こんにちは!
ヒックことヤノッチです!!!
今日は市場シェアと価格の関係について迫ってみたいと思います!!!
売上UPをたくらむ時のアルアル
こんなこと言われたことないですか?!
・レビュー○件までは薄利で販売しレビューを溜めましょう!
・購入者のメルマガリストが○件までは薄利で!
そしてこんなこともないですか???
達成し、価格を戻したら全く売れない。
かくいう僕も提案して、全く同じ経験を何度もしたことがあります。
特に最近は通用しなくなっています。このやり方。
・検索順位にレビューの件数が重要でなくなった
・競合量と質が上がっている
・メルマガの課金が高く配信に制限がかかる
・でも何故かあのお店は高い値段で売れている
全ての商材とは言いません。
値下げだけとも言いません。
しかしスタートアップで売上を成長させるには何かしらのコストをかけなければ絶対に成長できません。
正直、ある程度の相場が決まっている商品は値段による訴求が最も早いともいえます。
じゃあどうすればいいの?!
目指すべきはマーケットシェア!
ご存知ランチェスター戦略のマーケットシェア理論。
こんな感じですかね???
さっき少し述べた、
・でも何故かあのお店は高い値段で売れている
を見ていると、これが重要だということが良くわかります!
つまり!
売上UPのために値下げをして、それを戻すタイミングは、マーケットシェアの獲得を基準にすべきです!
最低、26%!
これ以上になれば値上げしてもOKです!!!
実際の事例
具体的に○%のシェアをとっているというのが、残念ながらわかりません!!!
しかし、楽天ランキングをみるとそれが顕著にわかりましたので、実際にご紹介いたします!!!
1.チャイルドシート
ごらんのようにネットベビーさんがダントツのシェアを取っています。
シェア獲れ度:★★★★★
この時点の楽天ランキングで20位以内に13商品と、強烈です。
相対するは、e-babyshopさん。
ほぼ同等の商品で火花を散らしています。
結果は楽天ランキング1位と7位。
1円ですが、高いほうがはるかに売れています!
2.スーツケース
ごらんのとおり、FKIKAKUさんが上位独占です。
シェア獲れ度:★★★
この時点の楽天ランキングで20位以内に6商品です。
相対するは、中国系企業のbusymanさん。
機能等細かいところは違いますが
倍に近い金額で、
結果は楽天ランキング1位と6位。
値上げの鏡のような事例ですね!!!
3.座椅子
なぜ座椅子?!
そこには他店より高く売ることの神様、ロウヤさんがいるからご紹介します。
シェア獲れ度:★★★
この時点の楽天ランキングで20位以内に7商品です。
相対するは、インテリア通販の巨象タンスのゲンさん。
同等の座椅子を販売し、
結果は楽天ランキング1位と2位でロウヤさんの圧勝。
しかもタンスのゲンさんはポイント10倍の仕掛け中。
他の商材でも他店より高く売るロウヤさん、その販売手法や攻める商材の選定等は見らなうべきところが非常に多いです!
4.熱帯魚
そうです、ヤノッチも愛用していたcharmさんが君臨するジャンル。
シェア獲れ度:★★★★★★★★★★★★★★★
この時点の楽天ランキングで、実に、20位以内に17商品です。。
唯一食い込んできたのはめだか物語さん。
はい、これは非常に比べにくいです(笑)
しかしこれを見てください。
エビとメダカ、比べられませんが、
めだか物語さんは
・送料無料
・水槽もセット
charmさんはどちらもしていません。
送料と水槽の原価が加わると、どちらが高利率で販売しているかは一目瞭然です!!!
charmさん・・・恐るべし・・・。。
また、熱帯魚飼いたいです。
5.ピザ
最後はピザ!見るからに美味しそうです。
楽天ランキングを制しているのはピザハウスロッソさん。
シェア獲れ度:★★★
この時点の楽天ランキングで20位以内に5商品です。
相対するは!同じ福岡のPIZZAREVOさん。
どちらも食べたことがあります。
うんまいです。
両者ともこの時点でセールを行ってましたが、
今回の軍配はピザハウスロッソさん。
結果は1位と4位。
まとめ&どう活かすか
ごらんのとおり、シェアが26%を基準に成長戦略を取り、
1位の維持やシェア拡大が値段を上げても行いやすい状況になります。
特にネットモール内では1位がお客さんを呼び、1位がブランディングされる仕組みにもなっています!
しかし注意点があります!!!
1.競合が強いマーケットへの参入
2.薄利多売によるキャッシュフローの悪化
まず、大前提としてすでに26%以上獲得している企業がいるマーケットに参入するには、かなりの勝算がなければ参入はやめましょう。
理由はその1位の企業がすでに安定的だからです。
また、26%を狙う間はその商品に関しては薄利になりがちです。
これが経営を圧迫しかねないので、
基本的には1商品(マーケット)づつ狙いにいきましょう。
どのマーケットに、どの商品で26%以上取りにいけるか
狙いに行く前のこの段階が非常に重要で、ここを見誤ると頑張っても頑張っても結果がでません!!!
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そうすれば全てがうまく回りだします!!!
今回は以上です!
また次回をお楽しみに♪