どうもこんにちは、エフ編集部です。
今月は面白いトピックスが飛び込んできましたー!
なんとあのメルカリが、7月28日に
「メルカリShops」のサービス開始を発表!
(画像:メルカリShops)
サービス開始は、今年の9月を予定しているそうです。
今回はこのメルカリShopsの特徴や料金体系、今後の展望について、エフ編集部なりに考えていきたいと思います。
中古品の売買がメインであるメルカリ市場に、新品の風は吹くのでしょうか?!
料金も気になるところですね。それではいってみましょう!
メルカリのUIそのままでお店が開設できる「メルカリShops」販売手数料は10%?
(画像:メルカリShops)
さて、メルカリShopsの詳しい説明については公式のサイトが用意されているので、そちらをご覧ください。
今回はその中から気になる点をかいつまんでご説明していきます。
まずはメルカリShopsって何よ?!
という点ですが、いつものように端的にまとめると、
・メルカリのシンプルなUIはそのままで
・メルカリのサーチ上に商品を登録できて
・商品の色やサイズ、各在庫数の設定が簡単にできて
・だれでもスマホ1つで自分のお店を開ける
と、こんなところでしょうか。
いやいや、メルカリと何が違うの?と思われた方もいるかもしれませんが、
メルカリのアプリ上に商品が出てくるだけでなく、「メルカリShops」に出店をすれば
別サイトとして自分のショップアカウントが作成されます。
これはBASEで無料のECサイトが作れるのと似たようなサービスになっていくということです。
もちろん、「メルカリShops」の場合は値段交渉の必要もありませんし、個人のアカウントとは別にお店のページが作れるようになります。
そして気になる手数料ですが、
・月額は無料
・販売手数料はメルカリと同じく10%
このあたりも分かりやすくてイイネ!!
メルカリShopsの場合は、楽天などと違って個人の作家さんや、腕試し出店を検討されている方に刺さるサービスのようですね。
メルカリの検索結果にも商品が登場するようですが、月額費用が無料ということもあり、質の低い商品が乱立する可能性も考えられます。
このあたりはメルカリUI設計の腕の見せ所でしょうか。
さて、メルカリShopsは永く続くサービスになっていくのでしょうか?
というわけで、発表されたばかりの「メルカリShops」の概要を見てきましたが、
BASEやCreemaが既に存在している中で、メルカリShopsが存在感を示すことができるのか、気になるところですよね。
もちろん、楽天やYahooショッピングといったモール型のECサイトとの競合についても考えなければいけませんが、メルカリShopsと楽天は一見同じ「B to C」のようにも見えますが、個人のクリエイターさんと法人のメーカー・または小売店という違った性質があるために、決して競合として重なる部分は多くはありません。
ただ、明らかに最近のECのトレンドとして、
「自分でページのデザインするのって面倒じゃない?」
「配送業者とか手配するのも手間だよね」
「準備してる間に半年くらい経過しちゃった」
みたいなものを回避する流れにあります。
出品がわかりやすくて、手っ取り早くて、使ってる人も多くて安心だ
こういったプラットフォームがどんどんと生まれ、出店の形も「大・小」「個人・法人」の間で様々なパターンが現れてきています。
誰でも「お店やさん」になれる時代ですからね。
そんな中でのメルカリの参戦。
メルカリを使ったことがあるというユーザーは圧倒的に多く、メルカリの中で新品が買えるとなれば、購入までのハードルがCreemaなどに比べて格段と低くなるのは確かです。
よって、BASEやCreemaにとってはかなりの強敵の出現となるのではないかと思います。
楽天やYahooショッピングへの影響は軽微なものかと思われますが、そもそものECの形が変化しつつあるので、そこに対する警戒と対応は必要になるのではないでしょうか。
さて、今後の「メルカリShops」の動向から目が離せません♪
サービス開始は9月頃を予定しています。
気になった方は調べてみてください〜!
それではまた次回。