こんにちは。とみです。
皆さんは茶香炉ってご存知ですか?
お部屋のフレグランスではアロマやお香を焚く方がいらっしゃると思いますが、そのお茶っ葉番を「茶香炉」と言います。
あまり知ってる方が少ない印象のこの茶香炉。
華やかな香りではありませんが、落ち着きのある穏やかな香りが魅力です。
強い香りが苦手な方や、キッチン等他の香りと混ざりやすい場所におすすめのアイテムです。
茶香炉に必要な物
必要なものは100均で揃えられてしまうので、簡単に始められるお手軽さも良いところです。
用意する物は茶葉、香炉(アロマポット)、蝋燭(キャンドル)、トーチの四つだけ。
今回は試しに茶葉以外は全てDAISOで揃えてみました。
香炉は今回ひとつしか店舗になく、仕方なくこちらを購入。
これだとちょっと火力が茶葉に入りすぎて茶葉が炭化して、焦げ臭くなるので、本当はもっと背の高いものを探した方がいいです。
香りが混ざってしまうといけないので蝋燭は無香料の物を探しましょう。
茶香炉を焚く手順
やり方も至ってシンプル。
その一、お皿に茶葉をセットして。
その二、蝋燭を設置。
その三、着火。
後は待つこと1分くらいで茶葉のいい香りがしてきます。
数分間茶葉の爽やかな香りが続き、その後こうばしい香りに変化していきます。
が、今回は予想通り、火が近すぎてすぐ黒こげになってしまいました…(:▽;)
やはり火力が強すぎるのは良くないみたいですね。
専用の茶香炉はこんな形をしています。
専用なので、背の高さも丁度良く香りも長く続きます。
何を使っても火を使うので、器は火傷するくらいの高温になります。
器の下に鍋敷きや固いコースター等を挟んでおくと、置いた場所を傷めず、火を消す時や場所を移す時にも便利です。
火を消した後も蝋が暫く液化しています。
これが器や床にこぼれると後始末が超面倒なことになるので、しばらく放置して片付けるのがおすすめです。
茶香炉の効果
茶香炉はお茶の葉に熱を加え、香りによって楽しむリラクゼーショングッズです。
良い香りに包まれて過ごすと、人は自然とリラックスできるそうです。
中でも緑茶の香りは日本人にとても馴染みが深く、その癒しの効果は高いとされています。
ストレスを軽減させ、興奮状態のイライラを鎮静化させたり。
集中力をアップさせるなどの働きがあるようです。
また、緑茶の茶葉に含まれるカテキンには消臭効果があり、お部屋の臭いを取ってくれる効能が期待できます。
焼き肉や焼き魚等、臭いが残りやすい食事をした日に焚くといいかもしれません。
優しい香りなので、香りに酔いやすい方にもおすすめです。
茶香炉で焚くお茶の種類
基本的にはどんなお茶の葉を使用してもOKです。
緑茶に限らず、ほうじ茶やそば茶、果ては紅茶やコーヒーまで何でも使えます。
茶葉は何気に高いので、勿体ないと思うならドリップ後の出がらしでも可。
水分が入っているとダメなので、乾燥させてから使用しましょう。
賞味期限切れの酸化したコーヒー豆も、焚けばさながら珈琲屋さんのようないい香りが広がります。
また、緑茶を焚いた後の茶葉は自家製「ほうじ茶」としても楽しめるので、捨てずに飲むこともできます。
その場合は焦がしてしまわないように、小まめにスプーンで混ぜながら焚きましょう。
ながく香りを楽しみたいという方は、茎を多く含んだ茎茶(かりがね)がおすすめです。
緑茶は飲んでももちろん美味しい
茶香炉も良いですが、勿論飲んでも美味しい緑茶。
ついついペットボトルのお茶ばかりを飲んでしまいがちですが、急須で入れたお茶の味は格別です。
一概にお茶といってもお手頃なものから高級なお茶までランクも様々。
味だって産地や茶葉の仕上げ方によって千差万別です。
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