寒さが…ようやく和らいできたような気がします!
といっても暖冬?だったみたいですね!
僕にとっては十分に寒いものでした!!!
冷え込んだと言えば僕の財布もですが、
国内ECのビッグ3のお財布はどうだったんでしょうか!!!
楽天の2018年
※IR資料よりキャプチャ
・売上収益は初の1兆円を突破
・国内EC流通総額は3.4億円
・メンバーシップバリュー+10.5%
・楽天カード決済比率59.4%
楽天株式会社の決算発表によると2018年の売上収益(≒売上高)は初の1兆円突破となる1.1兆円(YoY+16.6%)でした!
すごい!
国内のECは堅調に成長
※IR資料よりキャプチャ
国内EC流通層額は3.4兆円(+11.2%)にて着地したようでした!
楽天市場だけの数字ではないのですが、引き続き成長しています!
※IR資料よりキャプチャ
特に後半にかけて大きく成長し流通総額ですが、
4Qの営業利益は-50億円以上ありました。
※IR資料よりキャプチャ
ラクマ、ブックス、ネットスーパーなどのビジネス投資、また強化中の物流関連の投資の結果だったようです。
楽天会員のロイヤリティ化が進む
過去最高益の背景にあるのが楽天エコシステム(経済圏)内の顧客ロイヤリティ化です!
メンバーシップバリューと呼ばれる楽天会員が生んだ価値は
2017年4Q:4.1兆円
↓
2018年4Q:4.6兆円(+10.5%)
前年比+10.5%で価値が向上したことになると説明がありました!
※IR資料よりキャプチャ
クロスユースによる会員のアクティブ化は今後の経済圏の強化にともなってさらに加速しそうです!
楽天カード決済比率
楽天経済圏の今や中心、大きく引っ張っていると言っても過言ではないのが楽天カードです!
楽天市場内での楽天カード決済比率はさらに伸びて59.4%!!!
※IR資料よりキャプチャ
取扱高は驚異の7.5兆円を突破しており取扱高は単体のカードでは日本最上位クラスでしょうか!
すごいです!
以前は楽天経済圏の不動の4番は楽天市場でしたが、
楽天カードを中心とした金融軍団はそのポジションを
奪い取ってしまいそうです!
ヤフーショッピングの成長は?
※IR資料よりキャプチャ
ヤフーショッピングの流通総額は
5,649億円(+23%)と過去の伸び率からすると
鈍化してきているようですが、
引き続き相対的に成長しております!
paypayのシェア拡大や決済方法の拡充などにより
さらに伸びる可能性も大きそうです!
amazonは?!
アマゾン日本事業の2018年売上は円換算で約1.5兆円でした!
これは前年比+15%で、引き続き好調に推移しております!
気になる流通総額ですが、
直販と第三者の流通が半々になってきている予想から、
2.5兆円前後はあるんじゃないかと思われます!
楽天の今後
楽天経済圏を軸とした事業拡大が今後も行われそうです!
特に物流、広告事業、ペイメント事業、モバイル事業はその拡大戦略の中核を担いそうです!
EC事業者で気になるのはやはり物流で、
先日のカンファレスでは全店送料均一化という
衝撃の発表があったばかり。
2020年のワンデリバリー構想と並走するこの改革は
2019年内に全出店者の理解を得る方向で進むと言います!
※IR資料よりキャプチャ
最近も第ニ弾三弾の値上げ通告があちこちから聞こえてきて、
具体的な解決はまだ見られない物流クライシスですが、
その起爆剤として楽天物流に早く台頭してもらいたいです!!!
ゾゾ離れ!
成熟してきたEC事業者とモールの関係性はどうなるのか?
きっと今後も形や役割を変えながら続いていくと思いますが、
これからも国内ECを引っ張るのはユーザーのニーズであり、
それを満たし事業も成り立たせるかじゃないかと思ってます!
今日はここまでまた次回もお楽しみに!