こんにちは。さむけんです。
全国の皆さんが厄介に感じているイベントのTOP2がバレンタインとホワイトデーだということは既出の事実ですが、今年もその厄介なホワイトデーがやってきました。
せっかくなので、普段お世話になっている女性に恩返しをしたい。
少しでもポイントを稼いでおきたい。
自分だけ返さないのは気まずいので、とりあえずお返ししておく。
などなど、人ぞれぞれのホワイトデーに対するスタンスがあることでしょう。
僕はどちらかと言うとアグレッシブホワイトを推薦する人間であり、今年もまた仕掛けていきたいと思います。
ということで、今年はうどん屋さんに決めました
ご紹介しましょう。
1日うどん職人としてスカウトしてきたTAKAです。
以前コチラの記事でペヤングを紹介してくれたTAKAですが、今回もノリノリで引き受けてくれました。
ホワイトデーと言うくらいですから、真っ白なうどんを丹精込めて作って、振る舞いたいと思います。
やぁ、TAKA。調子はどう。
「桜」が待ち遠しい季節です。
グレート。じゃあはじめよう。
店名はどうする?とりあえず考えてみたんだけど・・・
うどん処「若鷹」
う〜ん。なんだかしっくり来ません。
うどん処「ゴールドフィンガー」
カタカナのうどん屋さんって珍しい・・・
「あけみ」とかどうですか?
なにそれ?だれ?
いや、なんか和風の名前がいいかなって思って。
よしじゃあそれでいこう。
うどん処「あけみ」
まずは麺作りから
よし、じゃあ今回のゴールは、
「今ボクたちが作り得る、最高にシンプルだけど奥が深い、素うどんをご提供する」
ここに設定しようと思う。
TAKA、スペシャル・ワンの紹介です。
ホームベーカリー
え、これで奥深さ表現できますか?
いや、むしろ人間の感覚なんかよりもずっと信頼できるのがこのホームベーカリーだと思うよ。
余計なことは考えずに材料を混ぜ合わせてくれる。「餅は餅屋」
なるほど。それでいきましょう。
麺作りのために用意した材料はこちら
・強力粉
・薄力粉
・塩
・ぬるま湯
とりあえずよくわからないので、ホームベーカリーに全て放り込んでお任せしたいと思います。
使い方OK?
麺作りはいたってシンプルで、
薄力粉150g
強力粉150g
ぬるま湯150g
塩10g を混ぜ合わせるだけです。
粉の分量を計って
薄力粉と強力粉をしっかりと混ぜ合わせ、
塩もきちんと計量して入れましょう。
粉→塩ぬるま湯の順番にホームベーカリーに投入していきます。
あとは麺コースを選んでスイッチオン
とっても簡単ですね
あたりがすっかりと薄暗くなってしまいました。
うどん処あけみの命ともいえる麺の元は無事に完成しているのでしょうか・・・
じゃーん
ご覧ください。美しいうどん玉。
ひとまず安心しました。しっかりとしたうどん玉が完成です。
これを一晩寝かせることで
ツルトンタンなうどんに仕上がる
と信じたい。
冷蔵庫で寝かせて明日を待ちたいと思います。
ついにホワイトデーがやってきました。
まずは手打ち麺を仕上げていきましょう。
たっぷりと打ち粉をして麺がくっつかないようにします。
ソーレソレソレ
勢いよく伸ばしていきます。
がんばれ鷹ちゃん
いい感じに伸びてきました。
さて次はこの伸ばした生地をカットしていきます。
ウホホーイと畳んでいき、
これを切っていきます。
それっぽくなってきましたよ。
リズミカルに、均等に麺をカットしていきます。
そしてついに麺が出来上がりました!
こだわりのダシを作っていきます
続いて、だし作りに移っていきたいと思います。
うどんは麺が命ですが、それと同じくダシにもこだわっていきます。
用意したのはコチラの昆布の盛り合わせ
なんだか聞き覚えのある昆布がたっぷりと入っています。
これを使ってこだわりの昆布ダシをとっていきたいと思います。
昆布がデカすぎて、一瞬テディベアと見間違えるほどです。
日高昆布や利尻こんぶなど、それっぽい名前の昆布をとりあえず3種類ブレンドして鍋に放り込んでみました。
いい感じにしっとりしてきたら昆布を取り出します。
あとは醤油とみりんを足して、
「3種の高級昆布が香る極上のだし」の完成です。
どんなダシになったのか楽しみです。
どう?どうなの鷹ちゃん?
う、うっすい
薄すぎワロタwwwwww
僕は小学校の担任の先生から昔教わったことを思い出しました。
それは、
「松茸のお吸い物最強説」
料理をしていて迷いが生じたら、いやむしろ迷う前に松茸のお吸い物を入れてみなさい、そう僕の先生は教えてくれました。
みりんと松茸のお吸い物を1袋足して、ダシ汁の完成です!
うどん処あけみ、開店です
さて、いよいよ、全ての準備が整いました。
うどん処あけみの開店の時です。
まずは用意した麺を湯がいていきます。
茹で上がった麺に、こだわりのだしを入れて
今ボクたちが作り得る”最高の1杯”が完成です。
さっそく一人目のお客様がご来店です。
なんか変なことやってるなーと気づいたそうですが、触れられずにいたそうです。
うどん屋ののれんを1日飾っていたのに誰も突っ込まない、非常に風通しの悪い会社だと思いました。
丹精を込めて作った1杯が今、渡ります。
いざ、実食
しかし、この笑顔が全てを物語ってくれています。
恐る恐るうどんの点数をお伺いしたところ、
38点
絶妙に辛口な点数が返ってきました。
麺は良かったのですが、ダシに欠点が見つかりました。
最初の1杯は残念ながら完食されることはありませんでした。
さらに醤油とみりんを足して次のお客様を迎えます。
次のお客様がいらっしゃいました。
普段はなかなか目の前で作られるうどんを食べる機会がないので、この即席で作ったうどん店がとても新鮮に映ったようです。
食べる前から高評価。
ぜんっぜん美味しいよ!
その辺のうどん屋さんより好き!
まさかの2人とも完食をいただきました。
点数はなんと・・・
89点!!!
具が無いということで若干のマイナスになりましたが、エンタメ性とユニークさが伝わったことが高得点に繋がりました。
諦めずにスープの改良を続けたことも功を奏したのでしょう。
これには店長の鷹ちゃんも大喜びです。
こうして、うどん処あけみ
大成功に終わりました
最高のホワイトデーはうどんとともに。
それではまた来年お会いしましょう
−FIN−