こんにちは。さむけんです。
今日は前々から気になっていた「高専ダゴ」にやってきました。
高専ダゴは、有明高等専門学校近くの学生食堂として、学生さんたちに安く、お腹いっぱいに食べてもらいたいという先代の想いから生まれたお好み焼き屋さんです。
今では荒尾本店の他に5店舗があります。さっそく行ってみましょう。
高専ダゴ名物「スペシャル」をオーダー
高専ダゴのメニューはお好み焼きと焼きそばがメインで、その中でも多くのお客さんが注文するというのが「スペシャル」です。
ご多分に漏れず、僕もスペシャルをオーダーいたしました。
スペシャルと名が付くものに悪いものはないと信じて生きてきましたから、とても期待が膨らみます。
と、言ってる間にボールに具材が入って運ばれてきました。
おばちゃんが豪快に、ボールをひっくり返して生地を広げていきます。
中にはイカ、麺、お肉、卵が入っています。
気がつけば、鉄板一面にお好み焼きが拡がっています。
この時僕は確信したのであります。お持ち帰りしようと。
そして次に気になったのが、この巨大なお好み焼きをどうやって裏返すのかということ。
行きます・・・
おばちゃんひっくり返しますよ・・・
ビターーーーン
けたたましい音と共に、見事に巨大お好み焼きが着地しました。
それはまるで授業中に華麗な受け身を披露する体育教官のように美しい着地でした。
ほどよく焦げ目ができてきましたので、
特製の甘口ソースをたっぷり塗ってもらい、
青のり鰹節をかけて完成です。マヨネーズは別売りというのが少し残念です。
それではいただきます。
生地のふっくら感を追求する現代のお好み焼きにアンチテーゼを唱えるその食感はとても食べ応えがあり、ややもすると初見の人にとっては馴染みのない”硬さ”かもしれません。
しかしどうでしょう、2口目。
その板チョコのように真っ直ぐと口に運ばれてくる独特の形状が不思議と愛おしくなるではありませんか。
小麦粉の風味がダイレクトに鼻から抜けていき、そこに甘辛いソースがナイスアシストといったところでしょうか。
時折顔を出してくるゲソの焦げがまた憎い。
あれよあれよと一枚、また一枚進んでしまうのであります。
やや、このあたりで本日は〆とさせていただきたもう。
高専ダゴだけに降参だぞ。
なーんつって。
お後がよろしいようで。
エンタメ性抜群の高専ダゴ、みんなでワイワイ楽しめる場所です
残念ながら巨大お好み焼きを前に白旗を上げてしまいましたが、これを1人でたいらげていく人もいるようです。
この日も試合帰りの部活生らしき団体さんや、学生さんたちがたくさん来て、お好み焼きを楽しまれていました。
みんなでワイワイ昔ながらのお好み焼きをいただける高専ダゴ、ぜひ行ってみてください♪
それでは!
高専ダゴ 山鹿店
住所:熊本県山鹿市中央通404