2016.09.04
2016.08.28
火の国熊本の燃えるようなラーメン熱を伝える、くまもとラーメン紹介やってまいりました。
6軒目の今回は塩ラーメンです!
前回は味噌ラーメンをお届けしましたが、今回も熊本では少数派の塩ラーメンです。
何ラーメンが好き?と聞いて「塩ラーメン」と返してくるのは、ラーメンの高カロリーに対するアンチテーゼを唱える意識高い系女子か、はたまた、ただのキワモノらーめん愛好家か、1周して塩ラーメンに辿り着いた本当のラーメン猛者か、そのどれかに分類されると僕は考えています。
そんな熊本塩ラーメン界の頂点に君臨すると言われるラーメン店が「けんだま」さんです。
無類のとんこつ好きの僕ですが、全てを棚に上げて塩ラーメンに挑戦したいと思います。
熊本県の川尻という場所にあるラーメンけんだま
この川尻がまた城下町のような雰囲気で情緒あふれる場所です。その町に溶け込むようにお洒落なラーメン屋さんがあります。
店の前に駐車場が3−4台分、店舗裏に3台ほど停めるスペースがあります。
店内もうどん屋さんのようなアットホームさで居心地が良いです。
ランチタイムには定食がオトクです。いつも唐揚げばかりなので、今回はお店イチオシのホルモン定食にしてみます。
おしながきのイラストもレトロで味がありますね。
ラーメン屋では珍しくお座敷もあるので子連れでもOKです。
運ばれてきましたホルモン定食(税込730円)
まずは豪快なチャーシューに目が行きます。
ラーメンはシンプルな見た目で、黄金色に透き通ったスープが塩ラーメンであることを思い出させてくれます。
スープは昆布のダシが効いた和のテイストで、スープ単体でいただくとけっこうあっさりしています。魚介系の旨味と優しい塩味がうまくまとまっている味わいです。美味しい。
麺は中太ちぢれ麺、プリプリなんですが、しっかりとコシがあって美味しいです。
そしてチャーシューですが、どんぶりの3分の1を占めるくらいの大きさで、厚みはそれほどないです。塩ラーメンのあっさりした味わいを損なわないような味付けがされており、脂身もしつこくないので爽やかにいただくことができます。
端っこにそーっと添えられたこのネギが実は名脇役で、大葉が混ざってさっぱり感を演出してくれています。
さて、ホルモン焼きもけっこうなボリュームで濃厚な味噌だれを絡めながらいただきます。
これまたプリプリでおいしいです。
食べ終わって思ったんですが、胃の中がスッキリしています。ラーメンを食べた後とは思えないほどの軽さです。
ラーメンを食べたというのに、うどんを食べた後のようなコンディションです。素晴らしいですね。
「いやー、今日はコッテリいくよ、油をくれ油を」という時にはあまりオススメしませんが、胃もたれするのが嫌でラーメンを敬遠しているという方にはぜひとも一度行ってもらいたいお店です。
さすがは熊本塩ラーメン界の人気店です。お店の雰囲気からラーメンの味まで一貫したこだわりを強く感じました。この他にも唐揚げ定食が人気のようで、来店したほとんどの人が唐揚げを頼まれていました。
ぜひ、けんだまの塩ラーメン召し上がってみてくださいね♪
次回もお楽しみに!
2016.08.05
熊本県内の美味しいラーメンを紹介する「くまもとラーメン紹介」やってきました!
5軒目の今回は味噌ラーメンです。熊本ラーメンといえば焦がしニンニクが入ったとんこつラーメンが主流なので、味噌ラーメンを本格的に展開しているお店はやはり少ないです。
そんな中、熊本の味噌ラーメンと言えばここ!というくらいに評価が高いのが「味噌乃家」さん。
お店の力強い看板が印象的です。
そして店内は焼肉屋か!ってくらいに煙がすごいです。しかしこの煙は味噌乃家の代名詞である「炙りチャーシュー」を焼く煙ですので嫌なものではありません。
お店外観の力強いイメージとマッチした店内は清潔感があり、店員さんの活気にも溢れています。
気になるメニューは
「味噌ラーメン680円」
「とろ味噌ラーメン780円」をはじめ、様々なバリエーションの味噌ラーメンと、「十勝の豚丼」なるこれまたシズル感たっぷりのご飯ものがあります。この分厚いチャーシューを焼いてるから店内が焼肉屋ばりの煙なんですね。
注文したのは、味噌ラーメンとチャーシュー丼のセット
そして柚子味噌ラーメンです。
味噌ラーメン680円と、
柚子味噌ラーメン780円。柚子味噌ラーメンは特製肉だんごを崩しながら食べてくださいとのこと。
白濁したスープは、一見とんこつラーメンにも見えますが、ひとくち食べればもちろん味噌の濃厚な味わいが押し寄せてきます。そして味噌ラーメンというジャンルに不慣れな、サッポロ一番みそラーメンの味しか知らない九州人には衝撃の奥深い味わいが待っています。炙ったチャーシューの香ばしさと肉の旨味がスープに溶け込んでいるんでしょうか、何層にも重なった複雑な美味しさです。
麺は中太ちぢれ麺。味噌らーめんにはやはりこの麺がよく合います。
そしてこの豪快で食べ応えあるチャーシューですよ。10枚くらい食べれそうなくらい柔らかくてジューシーで旨いです。
きくらげや、
たっぷり入ったもやしも嬉しいです。
チャーシュー丼も独特の甘辛ダレがクセになる味わいです。こちらは少し味が濃いように感じました。一緒に食べてる味噌ラーメンが濃厚だからですかね。
素晴らしい味噌ラーメンに出会えました。というか味噌ラーメンってこんなに美味かったんだと、また新しい扉を開けてしまったようです。
ラーメン屋では珍しいわたがしマシーンが置いてあります。こちらはお子様セットに付いてくるようです。スイーツ男子わたがしセットも新設してほしいものですね。
味噌乃家ここは本当におすすめです。ガッツリラーメン食べたい、そんなときはぜひ味噌乃家のみそラーメンを食べてみてください♪
次回もお楽しみに!
味噌乃家 熊本十禅寺店
住所:熊本県熊本市南区平田1-1-11
営業時間:11:00~23:00
定休日:月曜日 (祝日の際は月曜日営業、翌火曜日休み)
2016.07.29
ふらふらっと熊本の美味しいラーメン店をご紹介する「くまもとラーメン紹介」第4軒目いきたいと思います!
本日ご紹介するのは2012年に突如現れた、熊本ラーメン界のコスパ王「ラーメン赤組」さんです。
ここで言うコスパとは価格が安いというのはもちろんですが、安くてそこそこ旨いんじゃなくて、どえりゃあうんめえ(とても美味しい)ラーメン店という表現でございます。
ラーメン赤組は熊本の代官山と言われる(さむけん調べ)上通りエリアにあります。ここは酒蔵か?と思わせるような風情ある外観はオシャレそのもの。食べログを見ても、お店の清潔感や雰囲気の良さは評価ポイントが高いお店です。
店内はコの字形のカウンターに15席くらいと、テーブルが4つほどあります。
こだわりを感じる内装は、天井が高く開放感があります。
メニューは色々あるんですが、なんと言ってもラーメン480円という値段に注目です。最近はワンコインで食べれるラーメンも少なくなりました。これは嬉しい値段設定です。
さて注文したのは、ごはんと唐揚げ(4個入り)のセット760円
スープは熊本ラーメンらしく、まろやかなとんこつに、焦がしニンニクの食欲そそる香りが混ざりあったこれぞ熊本ラーメンと言った味わいです。
熊本ラーメンと言えば駅のお土産コーナーなどでもよく見かける「黒亭」が有名ですが、そこのスープの味に似ています。むしろクセが少ない分、赤組のほうが僕は好きです。値段も200円くらい安いですからね。
麺は一般的な熊本ラーメンよりもかなり細めです。やっぱりとんこつラーメンには細麺がよく合います。
チャーシューがまた丁度いい厚さで口の中でとろけていきます。うまい。チャーシュー麺(700円)もおすすめです。
そして赤組名物の甘ダレに漬けられた唐揚げ
セットには4個唐揚げがつくんですが、結構お腹いっぱいになります。唐揚げの下に隠れているキャベツが地味に嬉しい。
ラーメン→白飯→唐揚げ→ラーメン
の幸せなループです。テーブルには辛子高菜もちゃんと用意されているのでアクセントにどうぞ。
またお気に入りのラーメン店が1つ増えました。
コスパ最高のラーメン赤組、みなさんもぜひご賞味ください♪
それでは次回もお楽しみに
ラーメン赤組(Webサイト)
住所:熊本県熊本市中央区上通町7-29
営業時間:11:30~25:30
定休日:無休
2016.07.01
くまもとラーメン紹介3軒目となる今回は「火の国文龍 総本店」にやってきました。
店の上に鎮座する龍がダイナミックで、ひときわ目立つラーメン店です。
正直言って、こういう龍がド派手に書いてあったり、外観が派手すぎるらーめん屋さんは敬遠してしまう派です。なんか良い思い出がないんですよね。
その存在は知っていたものの、なかなか近づくことがなかった火の国文龍です。
ところが、この文龍
なんと食べログのラーメンランキングで2位なんです。知らなかった
外観だけで判断してすみませんでした。。
どうやら熊本一のこってりを謳っているラーメンらしく、一度食べればどハマり必至とのことです。ほんまかいな。
さて、お店に到着しましたが、まさかの駐車場に列が。さすがは熊本を代表するラーメン店です。
赤を基調とした店内は店員さんの威勢のよい掛け声が飛び交い、活気で溢れています。
ラーメンを待っている間に辛子高菜をいただきます。それほど辛くなく、程よい酸味があって食べやすい高菜です。
カウンターには大量のにんにくが置かれています。さすがにランチでのにんにくは止めておきます。
こってりラーメン(690円)の到着です。
こちらはネギ大盛りラーメン
お椀の柄かとおもいきや、背脂がたっぷりとフチまでかかっています。
まずスープですが、トロッとした舌触りと、とんこつのクリーミーな味わいが心地よく鼻に抜けていきます。臭みなんかも全然感じられず、想像していたよりも食べやすいです。これは美味い。
レンゲに乗っているのは、唐辛子とにんにくを混ぜたような特製のタレです。ピリ辛要素が味のアクセントになります。まあ、個人的には純粋にスープを味わいたいので、この唐辛子タレは無くていいかもしれません。
麺はオリジナルの多加水麺だそうで、文龍ではバリカタや硬麺は基本的に無く、お店独自の湯で時間で提供されるそうです。この麺がまたモチモチで美味い。
チャーシューは薄切りで小ぶりの肉が3-4枚入っていました。とろけるチャーシューで美味しいです。
前評判通り、クセになります火の国文龍。こってりラーメンといえば僕も大好きな天下一品がありますが、同じくらいのコッテリ具合です。濃厚でクリーミーなスープは似たものがあり、ごはんを一緒に食べると最高です。
いやー、素晴らしいですね火の国文龍。これはたしかに熊本を代表するラーメンです。
最強のこってりが食べたい時は文龍で決まりです。意外と胃もたれもなくすっきりと食べれました。
あらためて熊本にも色んなスタイルのラーメンがありますね。
次回はどんな個性的なラーメンに出会えるでしょうか。
それでは第3回くまもとラーメン紹介でした♪次回もお楽しみに
2016.06.10
こんにちは、さむけんです。個性豊かな熊本のラーメン店を一軒一軒ゆっくりと紹介していくこのコーナー、2軒目にやってきました。今回のくまもとラーメン紹介は「麺商人」さんです。
煮干しを前面に押し出したラーメンが人気の麺商人は、食べログ評価3.59(2016年6月時点)、さらに2014年には食べログベストラーメンにも選ばれている人気ラーメン店です。
食べログのラーメンランキングでも上位に位置しているそのラーメンとは一体どんな味なのでしょうか
それでは行ってみたいと思います。
中に入るとお昼時ということもあり、ランチタイム中の男性で賑わっていました。
メニューはこんな感じです。大将のイチオシは「煮干し中華そば」680円
そしてさらに、「極濃煮干し中華そば」というものがあるのですが、これは煮干し上級者向けと注意書きがありました。
さすがに初めてなので冒険する勇気はありません。シンプルに煮干し中華そばをオーダーすることにします。
さて、待っている間に店内を見渡してみると、うまいラーメン屋によくある有名人のサインも多数飾ってあります。店内は清潔感があって雰囲気も素敵なので、女性でも入りやすいというのがGOODポイントなんじゃないかと思います。
店内おしゃれです。
こちらが煮干し中華そば680円
黄金色に輝くスープがなんとも美しいです。
いただきたいと思います。
スープは煮干しの旨味や香りとともに、ほどよい酸味があります。ラーメンに酸味と聞いてもピンとこないと思うんですが、これがまたいやらしくない酸味でうまいです。普通の中華そばにはない「おもしろさ」が口いっぱいに広がるラーメンです。おもしろいけどうまくまとまってると言うんでしょうか、素晴らしいバランスの中華そばです。ファンになりそうです。
そしてこの麺が気持ちいいくらいにツヤツヤ・つるんつるんで美味しい。
チャーシューは脂身の少ない豚ロースでしょうか、大きさ的にもそれほどボリューミーではないあっさり系のチャーシューです。
ラーメンのスープってあんまり飲み干したりしない派なんですが、この煮干しスープはどんどん進みます。
美味しいダシを飲んでるような感覚で飲めてしまいます。
ごちそうさまでした。
ちなみにこちらが「極濃 煮干し中華そば」800円です。
スープはもはやうっすらと緑がかっているではありませんか。
味は・・・たしかに煮干しマニア向けの特濃スープでした。こちらはなかなか好き嫌いが分かれるラーメンではないでしょうか。煮干しや魚介系のラーメンが好きすぎるという方は挑戦してみてください。
それでは、また次回のくまもとラーメン紹介もお楽しみに♪
2016.06.02
今日から始まりました熊本県内のラーメン店を紹介するコーナー!
くまもとラーメンと言えば、黒い油が乗っているとんこつラーメンが有名ですが、県内にはとんこつをはじめ、様々なジャンルのラーメン店がひしめき合っています。
このコーナーではラーメン大好き20代の僕が、くまもと県内のラーメンをゆっくりと1軒1軒レポートしていきたいと思います。
本日ご紹介するのは「麺屋サキマサ」
住所:熊本県熊本市南区田迎6-2-20
定休日:水曜日
力強い看板が特徴の、はません沿いにあるラーメン店です。
食べログでも平均3.51(2016年6月現在)という高得点を叩きだしている人気のラーメン店です。
15-16席くらいでしょうか。店内に入るといきなり魚介系の匂いが出迎えてくれます。
つけ麺(並)760円 (中)780円 (大)880円
ちなみに並で麺の量が300g、中で450g
中を注文しました。
こちらがつけ麺(中)
プリップリの麺が美しいです。
そしてスープ。
ご覧ください、この濃厚さ。スープはこれでもかってくらいザラザラしている超濃厚スープです。
それでは早速いただきたいと思います。
極太の麺とともにいただくスープは、何層もの旨味が重なり合っていてベストな魚介系つけ麺となっています。
麺に濃厚なスープが絡まって、惜しげも無く口の中に入ってきます。
スープにはアクセントにゆずが入っていて、終盤頃に「こんにちは」と言って口の中を爽やかにしてくれます。
バラ肉のチャーシューは厚切りで食べごたえ抜群。
テーブルに熱々のダシが置いてあるので、最後はスープ割りで楽しむこともできます。
ちなみに辛つけ麺も人気なんだとか。(こちらは激辛の写真)
これまた濃厚でうまいです。
いやーごちそうさまでした。めちゃくちゃ美味しかったです。大将!
こういう魚介系のつけ麺ってたまーに食べたくなるんですよね。
実は「麺屋サキマサ」は福岡の渡辺通で営業していたお店で、福岡でも大人気のつけ麺屋だったのですが、大将が熊本出身ということもあり、約1年前にこちらに移転してこられたそうです。
食べログでも「ベストなつけ麺!」という評価が多数ありましたが、たしかに評判通りのつけ麺でした。
麺屋サキマサおすすめです!
次回もお楽しみに♪