こんにちは、さむケンです。
誰にでも人をおもてなす時に使うお気に入りのお店があることでしょう。
今日は僕自身も友人からオススメされて知った、だご汁が美味しいと噂のだご汁屋さんにお邪魔したいと思います。
友人曰く、「最も愛する熊本のお店」というから期待大です。
「亭ノ元」
住所:熊本県 熊本市北区 貢町 1133
めっちゃ辺鄙なところにある
こちらのお店、特徴はなんと言ってもド田舎にある隠れ家的な立地です。
どれくらい田舎かというとお店の前をトラクターが走ってるくらいに山の中です。
しかしこの立地がまたいいんですねー。
ちなみにものすごく人気店で、だご汁はなくなり次第終了となるので、営業開始時間の11時頃に行くのがいいかも。
だご汁ってなに?
だんご汁を通称だご汁と呼んでいます。
元々は大分県の郷土料理なのですが、熊本でも多くのお店が名物として売りだしています。ほうとうやすいとんと同じように、中に小麦粉で作られたお団子が入っています。
さっそくいってみよう
お店の入り口に到着しました。
おしゃれな外観はまるで旅館にでも来たのかと思わせるほどです。
入り口が茶室のようです。
思わず「わびさび」という言葉がこぼれます。
店内ですが、天井が高く開放感があり、とても心地よい空間が広がっています。
窓も大きくて気持ちがいいですね。
置いてある雑誌にもセンスの良さが光ります。店内のBGMもやすらぎの中に少しトゲがある音楽と言うのでしょうか、すばらしいチョイスでした。
こんなところで井戸端会議をしてみたいな。
だご汁実食
さて雑誌を読みながら待つこと20分、ついにだご汁がやってきました。注文を受けてから団子を作るらしく、提供までに少し時間がかかるようです。しかしこの待ち時間が逆にゆっくり過ごせていいものです。
やって来ました、だご汁定食1,250円
見てください、野菜たっぷりの見た目、そしてだご汁のボリューム感。
春だからでしょうか、菜の花が乗ってるんだな。
それではいただきたいと思います。
けっこう味噌味なのかと思いきや、けんちん汁のようなさっぱりとしたダシです。野菜のエキスが溶け込んでるんでしょうか、いやもう溶け込んでるに違いないと思い込みたいくらいの複雑なあじわいです。
付け合わせの焼き鯖がまたいいアクセントになり、
酒かすの風味が憎い白和えも女性には特に喜ばれるのではないでしょうか。
箸が止まらない、これは毎日食べたい
言うてる間に完食してしまいました。
感想
もう言うまでもなく絶品のだご汁でした。全て熊本県産という野菜の新鮮さがあってこその、この優しい味わいなんだと思います。味が良いのはもちろんなんですが、やはり素晴らしい空間で食べるものは何でも美味しいですよね。
ゆっくりと人をもてなす時、ちょっとした驚きを提供したいときなど、亭ノ元のだご汁定食おすすめです。阿蘇に行くのもいいですが、だご汁もおすすめですよ。
ぜひお試しあれ♪