エフ編集部です。
こちらのコーナーでは、ECにまつわる様々な旬の情報を取り扱っています。
さて、今月の話題はこちらです。これはおもしろそうですね〜
「ショーフィールズ」というNY発のデパートをご存知でしょうか
(画像:ショーフィールズ)
なんと22年の夏に
日本にも上陸するんですね
こちらのお店、謳っているコンセプトが非常に魅力的で、
「世界で最も面白いお店」
を掲げる、「RaaS」(Retail as a Service)の代表格の企業なんですね。
この夏、間違いなく話題になる「新時代のデパート」ですので、先取りしておきましょう〜!
様々なD2Cブランドが集まるデパート「ショーフィールズ」RaaSって何?
(画像:ショーフィールズ)
さて、「ショーフィールズ」の何が新時代なのか気になりますよね。
ショーフィールズは実店舗を持たない「D2C」のブランドに、売り場やスタッフ、什器などを提供して、そのブランドの代わりに実店舗を運営してくれるんです。
いわば「ポップアップストア」みたいなものを代行してくれる会社になります。
これが今、アパレルなどの小売を中心に注目されていて、
通称「RaaS」(Retail as a Service)として米国や中国を中心に勢いを増しています。
通常の場合、ブランドが実店舗を出すとなると、家賃の交渉から始まり、内装の見積もりやスタッフの雇用、顧客対応にPOSシステムの導入などなど、
多くの壁が立ちはだかります。
そこに必要な費用やスキルをショーフィールズが代行してくれることで、
特に小さなブランドが効率的に出店することができるメリットがあります。
お客様目線で考えても、まだ一般的に知られていないブランドをいち早く見つけることができる売り場となれば、こんなに面白いものはありませんよね。
ニューヨークとマイアミに続いて日本にもオープンする「ショーフィールズ」は買い物体験を変えるのか?
さて、この「ショーフィールズ」の日本上陸ですが、
なんと3店舗目が日本になるんですね。
この動画を見ていただくと店内の雰囲気がより伝わると思います。ぜひご覧ください。
店内はとってもアーティスティックな空間になっていて、
ニューヨークってこんな感じだと思ってた
って感じの空気感があります。
これが日本に上陸した時にはどんなブランドが並んで、どんな売り場になるのかとっても楽しみですね。
「ショールーミング」という、実店舗で見て確かめて、注文はネットで行う買い物の体験が少しずつ増えてきています。
日用品や食品などの「すぐに必要なもの」は近場のスーパーで買うとして、
服や雑貨、嗜好品や本などはこういった小売の形が当たり前になっていくのかもしれませんね。
売る側(ブランド側)からすれば、より一層五感を刺激する体験や製品を作ったものが勝っていく時代に突入したと言ってもいいのではないでしょうか。
いずれにしても、今夏のショーフィールズのオープンを心待ちにしてみたいと思います。
それではまた次回。