どうもこんにちは、エフ編集部です。
気がつけばもう12月に入りました。
ワクチン接種してなんやかんやしながら、もう2021年も終盤になってきましたね〜早い。
さて、今年に入ってから世界で最も変わったものは何かなー、と思い返してみると、
「持続可能な社会の実現」に向けて世界が動き出していること
だと思うんですよね。
テーマが硬いな〜と思われた方もいるかもしれませんが、
要するに、
地球守っていかんとそろそろやばくね?
と地球規模で意識が変わってきているわけですよね。
これまでは、なんとなーく世界は「エコ」な方向に向かっているんだぜ!
くらいの認識しかありませんでしたが、
今年に入ってからは「エコ」と言うのが古臭く感じるくらい、
「SDGs」や「脱炭素」をはじめ、様々なワードを聞くようになりました。
さて、前置きが長くなりましたが、
「持続可能な社会の実現」に向けて世界が動き出したときに、
私たち日本人が気にかけていかないといけないのが、日本の産業についてですよね。
今回は急激なEV(BEV)シフトが起こっている世界のEV産業事情を見てみたいと思います。
これが世界のEV生産販売台数ランキングだ。ウーリンってどんな会社?
(画像:M&A Online)
さて、早速ランキングから見てみましょう。
1位はもちろんテスラですね。
実に14%ものシェアを持っているのがテスラです。
気になるのは4位の「上汽通用五菱汽車(SGMW)」ですよね。ウーリンと読みます。
中国3大自動車メーカーの1つである「上海汽車(シャンハイキシャ)」と、アメリカのゼネラルモーターズ、中国国有企業の「広西汽車集団」の3社が2002年に立ち上げたメーカーで、
何が売れているのかといいますと、
(画像:Wuling Motors)
これなんですね
中国で1番売れている「宏光MINI EV」という小型EVです。
日本円で実に48万円から買える小型EVで人気なんですね〜
これは知らんかった。
1度の充電で走れる距離は160km。
最高時速も100kmしか出ないという、街乗りの最適仕様ですが、
普及型はこういうのでいいのかもしれませんね
スズキも軽自動車のEVを開発中(2025年までに出る予定)なので、日本のメーカーにも早く真打ちを登場させてほしいなぁ・・・。
テスラもいいけど、ウーリンも要注目かもしれません。
中国の「BYD」も知っておいたほうが良いかも・・・
(画像:BYD)
さて、中国のEVメーカーとしてもう1社知っておいたほうがいいかもしれない存在が、
BYDです
中国語では比亜迪と書きます。
これまた先ほどのウーリンと並んで、中国ではテスラより売れているEVメーカーとして誰もが知っているブランドです。
(画像:BYD)
デザインを見てみると確かにカッコいい。
というか、ホンダっぽくないですか。
こっちはプジョーみたいで可愛い。
BYDはトヨタ 「bZシリーズ」のパートナー企業にも選ばれていて、今後、トヨタとの協業が期待されています。
元々は携帯のバッテリー会社だったそうで、2003年頃にEVメーカーとして徐々にシフトしていった会社のようです。
欧州の自動車メーカーがEVで巻き返すのか、中国が台頭してくるのか、日本が守るか・・・
2022年も自動車産業から目が離せませんね。